「結ぶ」靴紐が消える日

昨年秋に買ったNIKE free run 2018(「歩ける通勤スニーカー」)はとても履き心地が良く、基本的に通勤用のスニーカーとして使っているのだけれど、プライベートでも履きたくなるほど。ただ、1つだけ不満があった。元々付いている紐がほどけやすいことだ。

靴がもともと柔らかいので、靴紐を締めても動いているうちに緩くなってしまうのはしょうがない。そう思いつつも、1日に2~3回靴紐がほどけてしまうようになってきてもう少しほどけにくい靴紐はないかと考えるようになった。

頭に浮かんだのはトレイルランニングシューズのメーカーsalomonのquick lace kitだった。2つの紐をまとめて、小型の部品にまとめて長さを調整する方式だ。こうしたコードロックの発想はアウトドアメーカーならでは。釣り竿やテントのコードロックの発想で、最近ではバックパックやサコッシュの長さを調整する部品としても使われている。

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このようなロックパーツ式の靴紐で、最近注目を集めていたのがSPLCの靴紐だった。ちょうどSPLCを検討していたところ、OUTDOOR GEARGINEで特集記事(「そろそろ靴紐も進化していいんじゃないか? 新しい「結ばない靴紐」の実力を確かめてみた」)が上がった。

せっかくなので、試しに買ってNIKE free run 2018に装着して2週間ほど経った。結果、靴紐がほどけるという煩わしさから解放された。1日中ずっと履いていても緩みは感じられなかった。これは早くも2019年のベストバイ商品の1つになりそうだ。

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唯一リクエストがあるとすれば、カラーバリエーションがSPLCは6種類あるのだけれど、ホワイトカラーや蛍光色の黄色など、カラーバリエーションがもっとあれば嬉しいところ。白のシューレースは使い勝手が良いし、蛍光色の黄色も黒など濃い目のカラーにワンポイントアクセントを入れてくれるからだ。

それにしても、このロックパーツ式の靴紐に慣れてしまうと、通常の靴紐が面倒くさくて使えなくなってしまいそう。salomonのquick lace kitが人気な理由もよく分かった。実際、SPLCは昨年秋にクラウドファンディングサイトmakuakeで目標10万円で資金を募集したところ、集まった金額は114万円超。目標達成率でいうと、1141%という数字をたたき出した。

もしかしたら、いずれ「結ぶ」靴紐は消えてしまう日が来るかもしれない。

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