トレッキングの防水対策

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忘れないうちに屋久島トレッキングに際して購入した防水対策用品をまとめておく。屋久島は年中雨が降っているので、トレッキングをするなら防水対策は必須。レインウエアは当然ながら100円ショップで売っているようなペラペラの雨具ではなく、登山用のモノを用意する。ぼくは山歩きを始めたときに買ったThe NortFaceのRaintex Plasmaを今回も持っていった。

ちなみに登山用のレインウエアは通常のレインウエアと何が違うのか。

  • 当然ながら高い防水性能
  • 透過性がある素材を使っているのでビニールに比べて蒸れにくい
  • 上のジャケット、下のパンツに分かれているので動きやすい
  • ペラペラしていないので、風に飛ばされる心配がない
  • ジャケットは保温効果もある

といった特徴が挙げられると思う。

体の方はレインウエアで対策をするとして、もう1つ対策が必要なのは持ち物の方。舗装されていない山道を歩くときは、バランスを崩したり転んだりする危険性が高まるので、傘を使わずに両手が使えるレインウエアの方が好ましい。そうなると、ザックを含め荷物がびしょ濡れになってしまう。その対策として今回は以下の3つを東京のさかいやスポーツで買ってみた。

荷物を濡れから守る2つのアプローチ

荷物を濡れから守るには2つのアプローチがある。1つはザックをレインカバーで覆う方法。もう1つはザック内の荷物を別の防水されている袋に入れておく方法だ。レインカバーは背中の部分だけはカバーしないので、大雨だと背中部分は濡れてしまう可能性がある一方、ザックがずぶ濡れになることはある程度防げる。後者は、ザックは濡れてしまうけれど、中身の荷物はドライに保てる利点がある。

まずザックをレインカバーで覆う方法として購入したのがkarrimorのdaypack raincover 25L用だ。ぼくが使っているザックは山と道のminiultimate directionのFastpack20(20L)の2種類ある。大きすぎても小さすぎてもダメなので、だいたい丁度良いサイズを選んだ。

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収納するとiPhone7を一回り大きくしたくらい

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山と道miniにかぶせてみたイメージ

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背中側は空いているので大雨だと濡れてしまう可能性も

もう1つレインカバーを買うときに店員さんに教えてもらった注意したい点がある。それはザックのタイプだ。登山用ザックはトップポケットのようにザックのメイン気筒の上に、荷物を取り出しやすいバッグが付いているものが多い。レインカバーもその膨らみを考慮して、ザックの「取手」のストラップから膨らみを引っ掛けるようにカバーをかけるタイプが用意されている。

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ザックの手持ち部分に引っ掛けて使うレインカバーが多い

一方で、デイパックのようにトップポケットが付いていないタイプは膨らみに引っ掛けることができないので、ザックの「取手」ではなく肩掛けのベルトに引っ掛けて使うレインカバーもある。山と道のminiはMAXで荷物を詰め込めばトップポケットのようにレインカバーを引っ掛けることができるけれど、そこまで荷物がないとデイパックのような使い方になる。そうなると、デイパック対応型のレインカバーの方が適していると思った。

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肩掛けのベルトに付けるスナップが付いている

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写真のように両方の肩掛けベルトにカバーをスナップで留めて使う

デイパック対応型のレインカバーは発売しているメーカーが少なく、店頭にはkarrimorともう1つくらいしかなかった。最終的に25Lに対応しているkarrimorを選ぶことにした。

ここまで書いて来て屋久島での使用感は…というと、実際はレインカバーは使わず次に紹介するドライサックでの防水対策で対応した(→波乱の屋久島2日目(2)山道具)。

ドライサックでの防水対策

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ドライサックでの防水対策として購入したのはSea to SummitのeVent ドライサック20L。ドライサックは色々と種類があって最初はどのサイズで、どういうポイントを押さえておけば良いかわからなかったので、そのときに迷ったポイントを中心に参考までに書き留めてみたい。

ポイントは

  • サイズ感
  • 耐久性
  • ロールアップ型か巾着型か

まずサイズ感。山と道miniであれば、20Lくらいのタイプでちょうど良いと思う。荷物をフルに入れると少し足りないくらいかもしれないけれど、ザックからの取り出しやすさを考えると、すぐに使うもの用に取り出しやすい上部に置いておきたいものもあるし、濡れても問題ないものもある。

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実際はロールアップで折りたたむのでもう少し縦は短くなる

そう考えると、実際に使ってみても20Lくらいがちょうどよいサイズ感だったように思う。ちなみに30Lや40L以上の大きなドライサックはパックライナーと呼んだりするらしい。

次に耐久性だ。ドライサックの耐久性はD(デニール)という単位で表され、Dの大きさが大きいほど耐久性は高くなるけれど、生地が厚くなり重くなる。最近はウルトラライトハイクの影響か、より軽い商品ラインアップが出ている。

だいたい15D、30D、70Dといったタイプが用意されている。15Dは本当にゴミ袋のようにペラペラ。30Dが標準とされているタイプ。ぼくが70Dを選んだのは圧縮できるかを考慮してのこと。圧縮できるかどうかはeVentという素材を使っているかどうか。どうしても衣類を入れていくと空気が入ってしまう。

それを最後に布団の圧縮ように空気を抜くことができるのがeVent素材。ロールアップの入り口を締めてギューっと潰していくと空気が徐々に抜けて小さくなる。単純に防水対策だけであれば、なくても良い機能だけれど、荷物をパッキングするときに小さくなるのであれば防水対策のみに機能を絞る必要はないと思った。

逆に、防水対策だけ考えるのであれば、ドライサックから出すときに必ず空気は入ってしまうのだからeVentはなくてもいいという考え方もある。正直、着替えを入れるのであれば行動中はドライサックに入れる必要はないし、レインウエアは後述するような別のドライサックに分けても良い。要はしっかり使い分けできればいいのかな、と。

重さは70Dになると多少重くなるけれど、徹底的にウルトラライトにこだわらなければ、許容範囲内かなと考えた。これは何を優先するかが判断基準になる。

最後はロールアップ型か巾着型か。これは双方に長所と短所がある。ロールアップ型は荷物の入り口部分を3回くらい巻いて閉じるので、水が中に入りにくい。故に防水性能は高い。逆に、いちいち巻かなくてはいけないので荷物の取り出しに手間がかかるという短所がある。

一方、巾着型は入り口を紐をひっぱってキューっとすぼませるだけで済むので、荷物の取り出しやすさは非常に優れていて使いやすい。当然ながら、その反面すぼんだ部分は隙間があるので、水が入りやすく防水性能はロールアップ型に比べると低い。

これもどちらを優先するかは個々人の価値判断によるところが大きい。しかし、使い勝手でいうと個人的には巾着型の方が好き。巾着型も水が入りやすいと書いたけれども、ザックの中に入れておくので水没でもさせない限りドボドボと水が入ってくるわけではない。そう考えると、しっかり巾着を締めておけばそこまで濡れる心配はないのではないかと思う。

にもかかわらず、ぼくがロールアップ型を選んだのは先ほども書いたように防水対策だけで選ばなかったから。いかに荷物をコンパクトに収納するかという意味で圧縮機能が付いているという2in1の部分が決め手になった。

屋久島ではドライサックでの防水対策でトレッキングをした。結果は全く濡れず。山と道miniのように速乾性あるザックであれば、中身だけ守ってくれるドライサックでも防水対策は良いかもしれない。大雨に打たれながらドライサックを開くことはないし、ある程度雨を防げる場所でしか開けないのであればロールアップ型も悪くないように思った。

今回の屋久島ではレインカバーは使わなかったけれども、ドライサックと併用してみてどれだけ使い勝手が悪くなるかは今後使ってみて改めて考えたい。

小物用はシームレスドライポーチ

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デジタルカメラやスマホ用充電器など電気機器を雨の日に持ち歩くとき用に購入したのがシームレスドライポーチ。1サイズ(smallサイズ)がちょうどよかった。大雨でも全く問題なかったけれど、そもそも取り出す機会があまりなかった。

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デジカメは大雨だと出すのが面倒くさくなってしまい、ほとんど生活防水レベルの機能が付いたiPhoneXで代用できてしまう。普段使いのポーチとしても活用すれば良いので、必須アイテムとまではいかないけれど買って損はなかった。

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