波乱の屋久島最終日〜長い1日

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願いむなしく天気は雨。当初の天気予報では曇りのち晴れ。ということで、朝早くに起きて今回の旅行の目玉の1つだった白谷雲水峡に再びチャレンジする計画を立てていたが、あいにくの雨。目がさめるとログハウスの屋根を打つ水滴の音が響く。ドアを開けると昨日から続く雨がいまだ止まずにシトシトと降り続いていた。これがこの長い1日の始まりだった。昨日は増水の影響で白谷雲水峡のフルコースは立ち入り禁止だったことを考えれば、今日も行ける保証はない。ということで、もう一眠りしてゆっくりと東京への帰り支度をする。

部屋で用意してもらった朝食の弁当を食べ終わると、レンタカーを走らせて宮之浦港へ。鹿児島港に帰る高速船トッピーに乗る。この日は来た時と打って変わって波も荒れ模様。波の高さは3メートルとされ、揺れに強いはずのトッピーが飛行機の乱気流に突入したかのように揺れる。途中から波は穏やかになったものの、嫁は気分が悪くなり大変な100分間の海の旅となった。

そして鹿児島港から鹿児島空港へのバスにスムーズに乗り換え。ようやく東京への飛行機に乗ろうとしたところ……。

欠航。

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新燃岳の爆発的噴火の影響で、この日の鹿児島空港初の空の便が全て欠航になったことを空港に到着して知った。え? 欠航?。帰りどうする? 次の日の予定を考えると今日中に帰らなくてはいけなかったのでさぁ大変。乗るはずだったスカイマークのスタッフに話を聞くと、鹿児島と宮崎空港発の飛行機は全て欠航。翌日であれば振り返られるけれど、翌日の飛行機は最終便しか空きがない状況。新燃岳の噴火がさらに激しさを増せば、翌日だって飛行機が飛ぶ保証はない。

そう考えて、とりあえず飛行機の便数が鹿児島より多い福岡に向かうことに。長い行列ができていた鹿児島市内へのバスに乗り込み、少し前に経由した鹿児島中央駅から新幹線に乗るために移動する。バスの中で福岡からの飛行機を検索してみたけれど、当日便は新燃岳噴火の影響かほとんどが満席。あっても片道で1人4万3000円と高い。

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途方に暮れていたところ、嫁から「じゃあ新幹線で行く?」と提案され、その手はすっかり頭から抜け落ちていたと思い、調べてみたら何とか帰れそうなことが分かった。それでも博多から東京までは約5時間の道のり。

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そんなこんなで、バスで鹿児島中央駅に到着すると急いで新幹線のチケットを買いにみどりの窓口へ。ここでもチケットを求める行列ができていた。なんとか新幹線のチケットが手に入り、ようやく一息。食べ損ねていた昼食を車内で食べ、博多で乗り換え。ここですでに16時を回り、本来であれば東京に飛行機が到着している時間になった。

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あと5時間。

でも、なんだかあっという間の5時間だった。iPad Proを持って行っていたので、屋久島で撮った写真を整理したり、仕事をしたり、嫁とたわいのない話をしたり……。東京駅に到着したのは22:50。かれこれ屋久島を出発してから12時間が過ぎていた。

ようやく無事、長い1日が終わった。

今回は屋久島の目玉となる縄文杉や白谷雲水峡に行けなかったので、またいつかリベンジで行くと心に決めたのでした。

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