海南島 trip2017-1 中国のハワイ

今年の夏休みは「中国のハワイ」と言われる海南島に旅行に行ってきたので、旅行記も兼ねてレビューしていきたいと思います。

海南島の基本情報

alttext#

海南島は中国最南端に位置して、広州から飛行機で約1時間半の距離にあります。チャーター便を除けば日本からの直行便はなく、上海や広州を経由して海南島に行くことになります。時差は北京と同じく日本より1時間遅い。気候は中国で唯一、熱帯に属し、年間平均気温は22度〜26度とされています。詳細は海南省政府観光局公式サイトを参照ください。

面積は3万3210㎢と意外に大きい。ちなみに沖縄県の面積は2271㎢、四国が1万8800㎢、九州が3万6750㎢で、四国より遙かに大きく九州に近いくらいの面積になります。なので、海南島には北側の玄関口として海口、南側に三亜の2つの空港があります。観光地としてメインなのは三亜の方です。島内には中国高速鉄道(CRH、日本で言う新幹線)がぐるりと一周していて、長距離であればCRHが便利です。

2010年に「国際観光島」と認定されてリゾート地として急速に観光政策やインフラ整備が進められてきています。特にリゾートの開発が進められてきた三亜にはマリオットやシェラトン、リッツカールトン、ヒルトンなどの高級リゾートホテルが進出しています。ネット上ではキレイに整備されたホテルのイメージ写真が至るところで見られます。ただ、あまりにキレイすぎて嘘くさいな、と旅行前は思っていたので、実際はどうなのかも含めて自分が見てきた海南島をレビューしたいと思います。

日本→海南島に8時間45分

今回は羽田空港→上海・浦東空港→海南島・三亜鳳凰国際空港で行きました。上海での乗り換え時間2時間を含め、移動時間は8時間45分。初日は移動だけで終わってしまいました。行きの飛行機は中国東方航空でした。

alttext#

上海の浦東空港にはファミリーマートがあったので記念に撮影。

alttext#

浦東空港からは国内線を乗り継ぎ、三亜に向かいます。乗客は当然のことながらほとんどが中国人。家族連れが多かったです。中国の国内線は初めてだったのですが、離陸の時に「ジェットコースターみたいだ」とか興奮気味の歓声が上がる様子を聞いていて、アメリカの国内線に乗ったときのことを思い出しました。アメリカは国土が広いので、内陸部のアメリカ人に「海外旅行に行くならどこに行きたい?」と質問すると、「ニューヨーク」とか「ロサンゼルス」なんて回答が返ってくるといったジョーク(?)を聞いたことがあります。つまり、アメリカ人にとってアジアや欧州はもちろん、自国すら「海外」と思ってしまうほど内向きの人もいるわけです。

中国も一昔前は海外旅行が制限されていて、旅行と言えば国内。しかもリゾートではなく、田舎から都会に出稼ぎに来ているので、長期の休みは田舎に帰省というケースも少なくなかった。今では高度経済成長期に入り、訪日観光客が急増。「爆買い」なんて言葉も登場して、世界に旅行に行く人が増えていますが、まだまだ飛行機に乗って旅行に行くのは「初めて」という人も多いのかもしれません。

中国っぽいなと思ったのはマナーの部分。国際線でもそうでしたが、飛行機が着陸するとまだ移動中でもシートベルトを外して頭上の荷物収納ケースから荷物を取り出そうとする。国内線では通路を隔ててイヤホンを付けてふさいだり、通路で立ち話をしていたり、もう少し周囲の迷惑も考えてほしいなと。

あと飛行機ではありませんが、空港や新幹線の喫煙も気になりました。トイレの近くに喫煙所があり、トイレ内でもタバコを吸う人も多いのか、かなりの割合でタバコの吸い殻やニオイが残っていました。トイレはみんなが使う場所なので、せめて分煙にしてほしかったです。もちろん、中国ってそういうところだよ、というのは重々承知です。ただ、成長して経済大国となった中国。国際的な観光地を目指すのであれば、そうしたマナーや清潔感の部分は改善していってほしいところです。

alttext#

alttext#

三亜の空港に降り立つと、ジメジメしたアジア特有の暑さが体を包む。中国のハワイと言われてもアジアらしさは残り、どちらかと言えばタイに近いのではないかと思いました。空港からはタクシーでホテルに向かいます。タクシープールのように3列で待機しているので、ホテル名を告げて乗ると連れて行ってくれます。

今回、ぼくが宿泊したのはHilton Hotel。典型的なリゾートホテルで、空港からホテルまではタクシーで約30分。空港周辺は田舎のような街並みだったけれど、三亜のリゾート地に近づくと街並みがガラリと変わる。3億円近い豪邸が建ち並び、車道とそれに沿って並ぶ木々も整備されてきます。

プールが素晴らしいヒルトンホテル

alttext#

alttext#

三亜の見所の1つであるキレイな砂浜の海岸線、亜龍湾。そのビーチ沿いにあるヒルトンはプールが素晴らしかった。人がメチャメチャ混んでいるわけでなく、広く開放感あるプールがいくつもあって、はしごして楽しめる。深さも1.5メートルや0.9メートル、水中バレーができたり、回遊できるような設計になっていたり、色々と楽しめる。サメやペガサスの大きな浮き輪を借りて、乗っては水中に落ち「格闘」する子供も目立った。

メインの亜龍湾は砂浜がキレイでした。珊瑚がなく歩きやすい利点がある一方、少し人工的な印象もありました。波はそこそこあり、ヒルトンの前のプライベートビーチは遠浅で、子供が遊泳するには良い環境です。ただ、水がメチャクチャ、キレイかというと、「そうでもない」というのがぼくの感想。ハワイのカウアイ島やモルディブに行った経験があるからか、あくまで比較の問題ですが、「キレイはキレイだけど、驚くほどでもない」。潜れば魚が見えるわけでもないし、海水が透き通って見えるわけでもない。近くの島のダイビングスポットは別かもしれませんが、噂ほど感動は少なかったです。

ただ、ネットの口コミを見ると、

ホテルは外国人で溢れ、ホテルのプライベートビーチで、砂浜は白く、水中眼鏡を通してみた視界は、今まで見たことがないような、清らかさと明るさで、沖合いのブイ下には、カラフルな小魚が戯れ、それはそれは、夢の世界のようでした。
ビーチでシュノーケリングを申し込むと、近くの岩場まで、モータボートで疾走し、そこでは、ビーチで見た以上の数と大きさの魚と戯れたものです。(2012年)

という話もあり、ただ訪問時期が5年前と、少しタイムラグがあるので、現在はわかりませんが場所によってはもっとキレイな場所もあったのかもしれません。

次回は「ヤノダ熱帯雨林公園に行ってみた」について書いていきたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事
Theme by LIQUID PRESS.